「いつも薔薇が綺麗ですね。」
「ありがとうございます。この薔薇、可愛いでしょう。」
「お宅の、この家の壁の色…ベートーヴェンハウスの色だね。」
「え?そうなんですか?どこのベートーヴェンハウスですか?」
我々、ウイーンでは何軒か見たので…
「生まれた家、ボンの生家が、コレと同じ色だけど…お宅、音楽の先生だから同じにしたのかと思って…」
「昔、緑だったのですが、葉の色が映えないので黄色にしたんです。音楽お好きななんですか?」
「いや、仕事でボンに行った時、見てね…」
いつもはご挨拶するだけのご近所の方ですが、なんともワクワクする会話でした。
「今年はベートーヴェン生誕250周年なんですよ。後で検索してみますね!」
そして検索…

主人共々、すっかりテンションが上がって、深緑色のペンキでゴミ箱を塗ろう〜ということになり、早速ペンキ購入!!
主人もコロナウィルスでコンマスを引き受けていた栄フィルの「カルメン」が中止/延期になりがっかりしていましたが、俄然日曜大工に気合が入ったようでした。