![]() ![]() これはゴッホ、これはルノワール!とわかるような画風はなく、でも、どれも女性らしく優しい絵でした。「徹子の部屋」に掛かっている青い服の王女様も堀文子さんの絵でした。写生だけでなく、野の花をモチーフにデザインされた絵が多く、クリムトのような金箔を使った絵もあったり…展示数もとても多く、大満足でした。 「絵を描き始める時、怖くてしょうがないの…」とビデオの中で言ってらっしゃいました。白寿を迎える今も感動した物を全身全霊で描く…素敵です。 主人の母は戦後すぐに結婚。苦労しつつも3人の息子を平等に育ててくれたようで、3人は今もとても仲が良いです。前日までおしゃべりしながら一緒の食事をし、我々と同室で休み、亡くなるその日の朝まで自分で用を足し、綺麗なブラウスに着替えた後、自宅のベッドで亡くなりました。家族のことを思う強い母でした。「食事だけはよろしくお願いします。」「免許は取った方がいいと思います!」私への注文はこの2つだけでした。 女性の生き方を考えさせられる日となりました。 葉山美術館のレストランの海鮮カレー…豪華でした!! |
2018年01月05日
白寿記念 堀文子展
posted by ハウス・デ・ムジカ at 15:44| Comment(0)
| 日記
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